幸せな家づくり2013秋
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106 実際にマイホームの夢を実現するためには何から始め、どんな 段取りが必要なのでしょうか。計画を達成するには全体の流れを つかみ、それぞれの段階で選択や判断を求められることがたくさ んあります。家づくりはどんな工程を経て完成するのか、まず は 一 般的な家づくりのスケジュールを見てみましょう。 ① 新しい住まいのイメージづくり  家づくりは、単に住むための器づくり ではなく、これから先の家族の暮らしの 夢を実現する環境をつくるということ。 家族 の 10年 、 20年先の生活スタイルの変 化を予測しながら、間取りや外観などの イメージをつくっていきます。その際、 いま住んでいる家への不満を書き出し てみるのも新しい家づくりのヒントに なります。またプロが設計する際の参考 になるはずです。 ②家・土地の情報収集  マイホームのイメージをより具体化 する際に参考になるのが、住宅情報誌や パンフレット、インターネット、住宅展 示場、オープンハウス見学会などから得 られる情報。これら資料や体験から得ら れる情報を、わが家の家づくりに生かし ていきます。実際に家を建てた人から失 敗談や成功談を聞くのも大いに参考に なります。土地探しでは、法的規制や敷 地調査だけでなく、生活を始めたと仮定 して周辺状況もチェックしましょう。 ③資金計画を立てる  家づくりで最も重要なのが資金計画。 年収・貯蓄等を考慮して毎月どれくらい の額のローン返済が可能かを 試算 。同時 に家づくりにかかる総費用を計算し、果 たして返済可能なのかどうかをチェック し、プランや返済方法を調整します。子 どもの教育資金を最優先に考えるとと もに、無理のない返済方法を選びたいで すね。総費用には建築費以外の各種諸費 用が意外とかかることもお忘れなく。 ④依頼先の決定  依頼先は大きく分けてハウスメー カー・工務店・建築設計事務所(建築家) の3者が検討の対象になります。依頼先 候補を3〜4社に絞り込み、それぞれに こちらのイメージや要望を伝え、基本設 計と概算見積もりを提案してもらいま しょう。金額だけでなく希望に沿ったプ ランかどうか、お互いに信頼関係を結べ るところかなどを比較検討して決めま しょう。選定から外れた会社には丁重に 断りをするのがマナーです。 ⑤工事請負契約  最終候補を1社に絞り込んだら、設備 仕様なども盛り込んだ詳細な実施設計 と本見積もりを提出してもらい、疑問点 はきちっと詰め、納得した上で工事請負 契約を締結します。その際に契約条件・ スケジュールの確認・追加工事費は必要 か・建物の保証制度などをしっかり チェックしましょう。具体的な建物が確 定すると役所へ建築確認申請を提出しま すが、申請は依頼先が代行してくれます。 ⑥住宅ローン申し込み  住宅ローンの融資申し込みの手続き を進めていた金融機関に、必要な書類を 添付して融資を申し込みます。借入申込 書のほか、印鑑証明書・住民票謄本・団体 信用生命保険申込書・不動産登記簿謄本 など提出書類は多いので、事前に依頼先 や金融機関の担当者に確認して準備し ておきましょう。 ⑦地鎮祭・着工  いよいよ着工ですが、その前に地縄張 りと地鎮祭が行われます。地縄張りで は、敷地に建物の外周に沿って設計図通 りに縄を張り、隣家や道路との位置関係 を把握します。工事の安全・家族の末長 い繁栄を土地の神様にお願いする地鎮 祭では、神主さんへのお礼やお供え物を 用意します。地縄張り・地鎮祭ともに必 ず立ち会いましょう。工事期間中は迷惑 をかけるので着工前に手土産を用意し て近所へのあいさつもお忘れなく。 ⑧上棟式  柱・桁・梁などの家の骨組みが完成し、 一番高いところに棟木が組まれたら上 棟式を行います。それまでの工事の無事 に感謝するとともに、その後の工事の安 全を祈願するためのもので、建て主らが 屋根の上から餅や紙に包んだお金をま いていきます。 ⑨竣工検査・引き渡し  上棟式の後、屋根・外壁工事、設備・室 内造作工事が済むといよいよ完成です。 設計担当者・工事担当者・建て主の3者 が立ち会って、設計図通りか最終チェッ クをします。不具合があればはっきりと 指摘して対応してもらいましょう。役所 に工事完了届を提出し、完了検査が行わ れると検査済証が交付されます。依頼先 から住宅の保証書など必要書類とカギ が渡され、新居が引き渡されます。 ⑩引越し・各種手続き  建物が完成すると工事代金の残額を 支払います。引越しに際しては業者数社 から見積もりを取って検討することを お勧めします。新居に引っ越したら、末 長いお付き合いのために近所へのあい さつを。家族全員で伺うのがベストで す。ガス・水道など生活に必要な手続き、 建物表記登記、所有権保存登記、抵当権 設定登記などといった役所への手続き も速やかに済ませましょう。 工事現場に何度も 足を運びましょう  工事が始まったら、施工業者に任 せっきりにせず、工事の節目や検査 の時期に合わせて現場に足を運んで、自分の目で しっかり工事の内容を確かめることが大切です。最 初の設計通りの内容になっているかをチェックする とともに、現場で働いている人の労をねぎらい、コ ミュニケーションを図ることも忘れてはいけません。 途中で設計変更をお願いする時は、現場の職人さん に直接言うのではなく、設計者や施工会社に見積り を取ってから正式に依頼するようにしましょう。 スケジュール 家

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