幸せな家づくり2013秋
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 ともに大阪生まれの大阪育ちという丸野 さん夫婦が「海の近くに住んで、農業がした い」と 志布志市にI(アイ)ターンして 10年目。  「就農希望者を受け入れてくれる場所を あちこち当たっていたとき、鹿児島県でも志 布志市が就農支援に力を入れていることが 分かって、ここにたどり着いたんです」と日 焼けした顔をほころばせる施主の晃一さん。  ハウス栽培のイチゴ農家として夫婦で汗 を流しながら 味にこだわりを持って生産して います 。「そろそろマイホームを持ちたいね」 と土地探しを始めたのが5年前です。  「こっちに来てから知り合ったサーファー 仲間と一緒に土地探しをしました。いい場所 が見つかり、隣同士に建てようかという話も 出たんです。でも、2軒建てるにはちょっと狭 い感じがあって、同じ地主から、この土地を 譲ってもらいました」  海まで車で 20分の近さが気に入 り、 宅地と して購入。造成したところ、家2軒が優に建 てられる300坪の敷地ができました。広々 とした敷地の西側に建つ片流れの屋根が特 徴的な一部2階建ての家は約 30坪。家族4人 が仲良く暮らすには、ちょうどいい佇まいで す。 ここには田舎暮らしの 楽しさ がある反面、 「ごみ分別が細かいので、家を建てるならど うしてもキッチンにごみ袋が散乱しない工夫 をしたい、とあれこれ設計段階で知恵を絞っ てもらったんです」と台所を預かる惠美子さ んも完成したマイホームに満足です。 外 観 ▲玄関を入ってすぐの南側にある小上がりのアジアン畳の間に、大きなピクチャーウインドウを設けました ごみ置き場を 出窓ふうに設けて、 キッチン回りがすっきり ▲メンテナンスが楽なように耐久性のあるガルバリウム鋼板で家全体  を覆い、玄関は落ち着いた色合いに塗装した杉材で建物にアクセ  ントを付けました 71 幸 せな 家 づくり ▶キッチン横の北側に間仕切り付きのごみ置き場を配置。ごみ箱がいくつ  も置け、分別がしっかりできます。ごみは外側から取り出せる工夫も ▶「鹿児島の冬は意外に寒い」と感じて取り入れた、まきストーブ。暖を取  るだけでなく、家族の語らいの場にもなりそう

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