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ハウスメーカー  広範囲な営業網を持つ大手のハウス メーカーは、部材の生産や施工の工場生 産比率を高めてシステム化を図ってい ます。材料の品質が比較的安定してお り、工期が短いこと、土地探しや資金計 画、アフターケアまで家づくり全般にわ たるサービス体制が整っている点など が長所です。さまざまなモデルプランが あり、モデルハウス見学に出かけ、担当 者に得意とする工法や独自の技法を聞 いて参考にしましょう。 工務店 営業網を比較的狭い地域に限定し、地 元に密着した工務店は、その土地の気候 風土に合った家づくりを得意とします。 建て主の希望や条件に合わせた自由設 計が基本で、小回りが利くので素早い対 応、融通をきいてもらいやすいことなど も期待できます。これまでの実績や評判 も確認しやすく、入居前のオープンハウ ス見学会などに出かけたり、実際に建て た人に話を聞いたりして依頼先選びの 参考にしましょう。 設計事務所(建築家)  建築家を通した家づくりの場合、設計 を建築家が行い、施工は工務店が行いま す。建築家による家づくりは100% オーダーメード。建て主の要望を汲み 取って的確に形にし、個性的でデザイン 性の高いオンリーワンのマイホームを実 現してもらえます。敷地条件や予算、法規 制など多種多様な条件にも柔軟な対応が 期待できます。第三者の立場で工事監理 も担当してもらうことができます 。 工法の種類 木造軸組み工法  日本の伝統的な家の建て方で、「在来工 法」とも呼ばれます。柱や梁、桁などで骨 組みをつくり、角材や板を縦横に組み合 わせて建物の構造をつくります。加工が 容易でどんな間取りやデザインにも柔軟 に対応でき、リフォームしやすいのも特 長。筋交いを入れたり、部材の接合部に補 強金具を用いるなどして耐震性を高めて います。 2×4工法  北米の伝統的な木造住宅の建て方。断 面が2×4インチを主体とした木材で枠 を組み、それに構造用合板を釘打ちした 枠組み壁で構成していく工法で、「枠組み 工法」とも呼ばれます。壁・床・天井の6面 体の箱型構造で、地震などの外力を面全 体で吸収・分散し、揺れや衝撃に強さを発 揮します。 木質系パネル工法  床・壁・天井をパネルで構成する施工法 で、2×4工法と同じく6面体のボック ス構造になるため耐震性に優れていま す。ハウスメーカー独自に開発したパネ ルを工場で生産し、現場で組み立てるた め工期が短いのも特長です。 依頼先探しのチェックポイント 数多くのハウスメーカー、工務店、設計事務所の 中から、自分に合ったパートナーを探すための チェックポイントを紹介しましょう。 ①まずはカタログや雑誌、インターネット、さらに モデルハウスを参考に、どんな住まいづくりを得 意として、予算の目安はどうなのかなどの基本情 報を知り、自分たちの住まいのイメージに合う依 頼先をリストアップします。 ②営業や設計の担当者が、皆さんの思いや希望を しっかりと受け止め、誠意ある対応をしてくれる かどうか。気軽に相談できて信頼でき、良好なコ ミュニケーションを築けるかが大切です。 ③この業者にお願いしようかなと思ったら、その 業者が現在建築中の建物があればまず見に行きま しょう。現場は業者の仕事ぶりを物語っています。 ④住まいは建ててからが大切です。建てて終わり ではなく、その後のアフターケアやメンテナンス まで相談でき、きちんと対応してくれるところに 依頼しましょう。 116  家づくりは、施主・設計者・施工業者の3者が一体となって進め られます。理想のマイホームを実現するためには、パートナーと なる依頼先選びが重要なポイントになります。ハウスメーカー・ 地域の工務店・設計事務所(建築家)のそれぞれの長所を把握す るとともに、依頼先の得意な工法や実績、住まいづくりへの姿勢 を知りましょう。 依頼先 と工法

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