新規ブック
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7  「どの色がいいかな」「これが好き」「僕はこっちがいいな」とみんなで悩むのも楽しい ひととき  数カ所のメーカーから、取り寄せたタイルやガラス。色、質感、デザイン、大 きさなど、慎重に選んでいきます  収納棚のサイズはどうしようかな…」と悩みながら 測定中  ほどよい味が出た中古の枕木。「ようこそわが家へ、これからよろしくね」と 語りかけます  刷毛(はけ)を持ってお父さんのお手伝いをする奏くん  〝おじい ちゃんの山の木材〟の前で、感謝の気持ちを込めて「ありがとう」 ▲休憩時間には、ママお手製の  お菓子をほおばる寛太くん 〝お父さんの山の木〞を使って、 感謝の気持ちで家づくり  昨年の秋に地鎮祭を終え、ゆっ くりと始まった平田邸の建築現 場。そこには家族総出で働く家族 の姿がありました。  「予算もないですし、なるべく 自分たちでできる部分は手づく りしたくて!」と、外壁に使う木 に、木材を長持ちさせるための 自然塗料を塗布していきます。塗 布は主にご主人の仕事。天気を 見ながら休みのたびに訪れ、すで に外壁用の300枚を塗布しま した。ヘルメットを借りて、ロー ラーを手にするご主人の手つきは すでにプロ級。平田さんと子ども た ち が 運 ぶ一枚一枚の木に丁 寧 にローラーを滑らせます。足場を 上手にわたり、2階部分の塗り残 し部分にもきちんと塗るという ので驚きです。末っ子の貫太くん が塗ったばかりの木に手のひらを 〝ペタン!〞。「あ〜」とみんなで大 笑い、あわてて手を洗う本人も照 れ笑いをしています。  すでに「板」から「外壁」になっ た木の壁に、祈るようにそっと手 を当てる平田さん。「この壁は主 人の父の山の木なんです。宮崎で とっても大切に育てていて、それ をもらってつくったので、愛おしく てありがたくて、感謝の気持ちが こみ上げてきます。こんなにすて きに生まれ変わったんですよと、 早く見てほしいなあ、と思いま す」とうれしそうです。  着工してからも、照明や内装の 素材や色など決めないといけな いことはいっぱい。でも、「大工さ んに希望を伝えて、出来上がりを 待つ、というのは もったいない ように思えて、一つひとつのこと に向き合って私たちらしいもの を選択していきます。まだまだ ゆっくりしていられないですね」 とにっこり楽しそうです。 自分たちサイズで手づくり タイルやガラス選びも楽しい作業  時間が許す限り建築現場に出 掛けるという平田さん。大工さん に「今は何の作業をしているので すか」としょっちゅうたずねてい ます。一緒にお茶を飲みながら世 間話をすることも。「最初はびっ くりされたようですが、今は慣 れていただいたようで」。そこで 気が付いたのが「家は〝人〞がつ くっているのだ」という当たり前 のようで実感していなかった事 実。現場で大工さんが行う一つひ とつの仕事にも熟練の技が宿り、 それができるようになるまでに は長い年月を要しているという こと。  DIYによる棚の作成は、何 か手作りをしたかったというこ とと、あとから寸法や仕様を変 えたいと思ったときに自分たち で対処したいと思ったから。「許 可をいただいたので、大工さんに 教えてもらいながら作る予定で す」と意欲満々です。本日は取り 付け場所の採寸作業。焦らずに、 これからゆっくり取り組みます。  駐車場から玄関までのアプ ローチは家族で “ 枕木 ”を敷く 予定。鹿児島に程よい “ 枕木 ”が 見つからず、ネットで探して熊本 県まで買い出しに行ったのだそ う。こ だわり抜いたおかげで、味 わいのある木に出合うことができ ました。  また、キッチンに使うタイルや 食器棚のガラスも数種類のサン プルを取り寄せました。「パソコ ン上で見るときと実際の場所に 置いてみると雰囲気が変わって おもしろいですが迷いますね」と 思案顔。子どもたちも交えてあ れがいい、これがいい、と急きょ 家族会議の始まりです。  いよいよ平田さんのマイホー ムストーリー第2弾は新居を舞 台に開幕。あなたも一歩を踏み出 してみませんか。 幸せな家づくりとは、 家族の素敵な暮らし方を考えること 自分達らしさをとことん考えて 選択していくこと 2 1 4 3 5 7 6 2 1 4 3 5 6

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