幸せな家づくり 2014 Autumn
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8  姶良市に住む丸田さんが家を建てたのは8年前。当時、 住宅メーカーに依頼したのが、アロマやオーガニックスキ ンケア商品などを扱う販売スペースです。玄関入口に設 けた3m×3mの小さな空間は、佳代さんが一人で対応す るには充分なスペース。〝お客さまが入ってきやすいよう に〞と玄関先に作った小さな店は、大きなガラス壁越しに 見える緑の景色とともに居心地の良い空間です。また、 「玄関を一つにしたことで、家族が帰宅してもゲストが訪 れても、笑顔で迎えられるのが気に入っています」と話し てくれました。  とはいえ、佳代さんが店をオープンさせたのは、住み始 めて2年後。「家族がくつろぐプライベートの部分とオー プンな部分との共存がうまくいくだろうか、と不安もあっ て。踏み切るまでに時間が掛かりました」。始めてみて気 付いたのは、〝自分も自宅開放の店をしてみたい〞と漠然 と考えている女性が少なくないということでした。  オープン当初は、子どもが玄関を開けて〝ただいま〞と 帰宅した時に、(知らない)お客さまが家にいるので、その 日常になじめずとまどったことも。今は、「私が楽しそう に働いているのを見て〝店がママのパワースポットだね〞と 応援してくれています」。  今回紹介した、丸田さん宅の玄関先に設けた小さな 空間は、自宅開放の店に憧れるママたちが望む究極の 「ママスペース」といえそう。店舗スペースと居住スペー スとの境界線として土間を取り入れています。土間の 先には、家族がくつろぐ、明るく居心地の良いリビング ダイニング・キッチンが続いています。 自分らしさを発揮する 私のパワースポット のような場所 ママの お気に入りスペース 丸田佳代さん 姶良市西餅田の自宅一角に 「香りのお店maruta」を2008年にオープン

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