2014S 住宅本
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5 4プロフィール平野 ルミ子さんAA BCB空間に溢れる・もてなしの心・おいしい会話が弾む時間をガステーブルが・真ん中_こだわりは居心地と機能性 料理研究家・平野ルミ子さんのキッチンは、ホスピタリティー溢れるおもてなしの場所。季節の花々が出迎える鮮やかなテーブルコーディネートが、ゲストの心を和ませます。 「12年ほど前、上京した娘の部屋をリフォームしてこのキッチンを作りました。壁には空気をきれいにする珪藻(けいそう)土を塗ったり、3本のスリット窓で、光を存分に取り入れるように工夫したり、食事する人が居心地よく過ごしていただけることにこだわりました」。 もてなし料理をこしらえながらも、ゲストと会話を楽しみたい、とキッチンの・真ん中_に配したガステーブル。つり下げ式の大きなレンジフードもお気に入りのシンボリックアイテムです。「おいしい料理に、楽しいおしゃべり、・おいしいね_って言葉を交わす、そんな空間と時間を大切にしたくて」 システムキッチンはステンレスが基調のスタイリッシュタイプ。フランスやイタリアで見つけたかわいらしい雑貨やツールが彩り、キュートな印象を与えています。壁に掛けた色とりどりのクグロフ型はまるでオブジェ。遊び心を感じさせる・飾る収納_も魅力的です。 ガステーブルもシンクも全て体格に合わせたオーダーメイド。料理に必要な道具は、サッと手に取れる配置にまとめて機能的に。一方、大きなガスオーブンは、必要な時だけ引き出せるようにキャスター付きで収納し、調理台のスペースを確保。機能的な動線と収納で、見習いどころいっぱいの美しいキッチンです。阿久根市生まれ。子育て中に調理師免許取得。東京・パリの名店シェフ・パティシエに師事。料理研究家、テーブルコーディネーターとして多方面で活躍。自宅サロン「ラトリエ・ドォ・るるる」主宰。1旅の思い出を語るマグネットで個性的に彩られた冷蔵庫。注目はその上の扉。デッドスペースになりがちな冷蔵庫の上に、大皿などのかさばるアイテムをたっぷり収納しています。棚として仕切らず、目隠し扉にしたことで、自由度が高く手軽なスペースに。背の高いパントリーは、料理教室の生徒たちにも取り出しやすいよう調味料をずらりと整頓。使いかけのものなど、雑多になりがちな部分には、布で目隠しをしておけば、いつ開けられても平気!Cパリの・蚤の市・で買ったリカーピッチャーはキッチンツールを入れて愛用中。アルザス地方の伝統菓子・クグロフの型も壁に掛けてオブジェに。飾って・眺めて・使ってよし、料理もキッチンも楽しくなる・名脇役・です。file お気に入りの品は飾って眺めて大切に使う種類豊富な調味料は場所を決めて整理整頓デッドスペースは目隠しして収納に活用

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